煎本孝　2010『アイヌの熊祭り』東京、雄山閣

序論
第1章　アイヌのクマ狩猟
　1　狩猟技術
　2　狩猟活動と象徴的意味
　3　狩猟の行動戦略
第2章　アイヌの熊祭りの儀式次第
　1　準備
　2　子グマの儀礼的屠殺
　3　大饗宴
　4　神送り
　5　小饗宴
　6　追加神祈り
第3章　熊祭りの地域的差異
　1　儀式次第の地域的差異
　2　幣所の構成の地域的差異
　3　幣所の神々の地域的差異
　4　文化要素の地域的差異
第4章　熊祭りの時代的変異
　1　時代区分1：1599‐1798年
　2　時代区分2：1799‐1821年
　3　時代区分3：1822‐1867年
　4　時代区分4：1868‐1912年
　5　時代的変異の考察
第5章　熊祭りの意味
　1　互恵性と狩猟の行動戦略
　2　社会的序列と平等原理
　3　交易と富の再分配
　4　祭りと初原的同一性
第6章　熊祭りの起源と動態
　1　位相1：野生グマの送り儀礼
　2　位相2：子グマ飼育の開始
　3　位相3：熊祭りの確立
　4　位相4：文化復興
第7章　熊祭りの復興
　1　復興の背景
　2　復興の動機
　3　復興における葛藤
　4　葛藤の解決
　5　熊祭りの実践
　6　伝統文化の継続と民族的共生
第8章　結論と展望
　1　アイヌの熊祭り動態系
　2　人間の心と人類の未来
あとがき
文献
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